SONY DSC-RX10を1ヶ月ほど使ってみたレビューなど。
すりゴマです。
今日もいい感じにすり潰していきますね。
(RX10のテスト撮影 in 六義園 [Jpeg撮って出し] )
SONYのデジタルカメラ「DSC-RX10」を購入して1ヶ月ほど経ちました。
「そろそろレビュー的な記事を書かないと」と少し焦る気持ちもあり、でもそれほど撮りまくり使いまくりという状況ではないのですが、1ヶ月できりがいいので、この辺でレビューさせていただこうと思います。
ということでいつも通り、ゆる〜い素人視点でインプレッション的なことを書いてみますw
ガッカリだったところ
まずは、ずっとNikonD300を使ってきたすりゴマが感じた「ガッカリなポイント」からいってみます。
電動式ズーム
これは思いっきり「コンデジ」ですよねー。
銅鏡を短くしたいというサイズ面での制約で、ズームリングが付けられなかったということなのでしょうか。。
残念です。
(T_T)
やっぱり動く被写体を撮る場合は、ズームリングがあった方が直感的に被写体を追うことが出来ますからね。
ただ、動画撮影に限定して言えば、電動ズームはスムーズな画になるのでマルですね。
なので希望を言えば、「電動ズームも載せてズームリングでも操作可能」というのがベストだと思います。
シャッターボタンがグラグラ
これは明らかにコスト面でしょう。
レリーズに対応しているのは驚きましたが、いかんせん、グラグラゆるゆるなシャッターボタンは、D300の質実剛健で「押してる感」がハッキリと伝わってくるシャッターボタンに慣れている身としては、残念感でいっぱいです。
OTL
次期モデルに期待ですね。
ストラップが安っぽい
これはSONY製の他のカメラを買ったことがないのでわかりませんが、他のSONYカメラも同じなんでしょうか?
値段相応の材質、しっかり感が欲しかったです。。
(予想していたが)電池の持ちが…
これはEVFや電動ズームがあるのである程度予想はしていました。
D300は1日持ちだしてバッテリーが無くなるってことは、ほとんどありませんでしたが、RX10ではあり得ますね。
ただMicroUSB経由で充電できるので、Ankerのモバイルバッテリーを持ち歩いているすりゴマ的には、最悪の事態でも対応できると思いました。
「ガッカリ」はこんな感じです。
ボディだけで15万を超えるカメラと比較しては可愛そうですが、「10万を超える買い物をした」という消費者の心理からすれば、それほど突拍子もないレビューではないかと思います。
ナイス!なところ
さて、今度は良かった点を!
(・∀・)
開放からホントによく映る!
2.8通しのズームレンズはD80時代から使ってました。
D300でもタムロンの2.8通し17-50mmを使ってまして、開放からしっかり解像するので、かなり気に入って常用してました。
一方、RX10のカールツァイス製「バリオ・ゾナーT」レンズは、換算24-200mmです。
まず、このズーム範囲で2.8通しということ自体がスゴいのですが、開放でも本当にしっかり解像します!
トップの六義園でのテスト撮影の画は縮小画像になってしまってお伝え出来ませんが、「手持ち」の開放撮影で、ここまでしっかり映ってくれるのは、コンデジのレベルをはるかに超えています。
流石にD300などの一眼に肉薄するとは言えませんが、このズーム範囲でF2.8開放から気軽に撮影しても、きちんとした画が出るというのは、ちょっと感動的です。
(*´∀`*)
HDS(ブラケット)が素晴らしい!
以下の2枚の写真はすりゴマのWilier GTのリアブレーキです。
いずれも手持ちで室内撮影です。
上が、デフォルト設定で何もいじってません。
下は、「オートHDR(ハイダイナミックレンジ)」を使った撮影です。
要は、露出を変えて3枚のブラケット撮影をして合成し、白飛びや黒つぶれを補正してくれます。
実際の肉眼で見える画と比べても不自然さは全くなく、むしろ自然にかなり近い画になっています!
これは室内のフラッシュが使えないところで動かない被写体を撮影するときや、夜、建物や工場を撮影する際などには威力を発揮しますね!
(ちなみにすりゴマは工場萌えな人ではありません)
ブログのちょこちょこした物撮りにも重宝しそうです!
(・∀・)
安心の高感度!
これはXperiaZ1で既に実感してましたが、SONYがそれを高度に進化させているな!と思いました。
すりゴマ的には、感度3200までは常用範囲だと思います!
これにLightroomのノイズ除去を組み合わせれば、6400でもそれなりにいけるかな。。
いずれにしても、室内ではバウンス必須だったD300では味わえなかった、ヒジョーに不思議な感覚です。
「高感度が使える=シャッタースピードが稼げる」ということなので、先ほど紹介したHDRブラケットが安心して使えるわけですね!
動画が美しい
これもD300では味わえなかった機能です!
以前のエントリーでも書きましたが、次に買うカメラは動画撮影機能がしっかりしたものじゃないと買わない、と決めていました。
ようつべでもRX10で撮影された素晴らしい動画はたくさんアップされていますが、やはり実際に撮ってみると、本当に素晴らしいですね!
24fpsをマニュアル露出でシャッタースピードを遅めにして撮影すると、本当にしっとりした、それでいてきっちり解像している動画が撮れます!
ホント、映画フィルムの雰囲気!
(・∀・)
YouTubeにアップロードされてる動画はビットレート低くなってますし、生の動画を大画面テレビに映してみないと迫力は伝わらないので、買った人しかこの素晴らしさが分からないでしょうね。。。
m(_ _)m
軽い!
軽さは正義!( ー`дー´)キリッ
肩こりの激しいすりゴマは、D300を首にかけて一日歩いただけでモーレツな肩こりになるという苦悩に悩まされてきました。
それが、RX10では「ほぼ」なくなりました!
\(^o^)/
次の総評でも書きますが、この肩こりに対する精神的負担が取り払われたことが、カメラを持ち出すハードルを一気に下げたことは言うまでもありません!
総評
すりゴマの写真に対する考えは、「AFが一眼と比べて遅い」とか、「解像感が甘い」とかそんなことは大した問題ではなく、
「撮影機会が減ること」
が、一番大きな損失だと思っています。
つまり、ちょこっとお出かけや散歩をするというときに、
何撮るかわからないし、とりあえず17-50のズームかな。。でも結構歩くし、重いよなー。
な〜んて思ってカメラを持ち出さなかったら、写真は一枚も残りませんからね!
(先程の肩こりのストレスが大きい)
その点、このRX10は、
軽い!
ので「うーん、どうしよう」という気持ちは微塵も起きません。
大抵のものが撮影できる画角をカバー(換算24-200mm)、2.8通しで開放からバシバシ撮れる+優秀な手ブレ機能+常用できる高感度。
もう「旅カメラ」「お散歩カメラ」としては満点!なわけです。
ハッキリ言って、カメラを持ち出す頻度が10倍くらいになったと思います!
(個人の感想です。効果には個人差があります)
しかもですね!
すりゴマは、ロードバイクを駆ってツーリングに出るわけです。
自転車乗りは荷物を少しでも軽くしたいんです。。。
今までD300を持ってツーリングをしてるロードバイカーには一度も会ったことがありませんwww
RX10のサイズなら、いつも背負っているドイターのリュックにもサクッと収まりますし、実際今年の初日の出も買ったばかりのRX10で撮影したわけですが、荷物として重さが気になることはありませんでした!
ということで、すりゴマの大好きな E.YAZAWA氏 (矢沢永吉さん)にラップアップしてもらいます。
RX10、シャイコウッ!
(プレモルCM風)
ちなみにAmazonでのレビューも満点ばかりですね!
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お時間がよろしければ、他の記事も読んでいってください。
ヽ(´ー`)ノ